Excelの表を1ページに収まるように印刷するには?
こんなとき、ワークシートに戻って列幅や文字サイズを変える方法もあるが、試行錯誤になりがちで調整に手間がかかる。そこで、手間をかけずに目的の枚数の「用紙に収める」方法を紹介しよう。
それには、「印刷プレビュー」画面から「ページ設定」ダイアログボックスを呼び出し、「次のページ数に合わせて印刷」を調整する。「横」や「縦」の用語に戸惑うかもしれないが、例えば1枚に収めたい、つまり出力用紙の枚数を強制的に「1」にするには、「横」も「縦」も「1」にする(図2)。
元のプレビュー画面に戻ると、たったこれだけの手間で4ページを一気に1ページに収められたと分かる(図3)。そして、この状態で改めて「ページ設定」ダイアログボックスを見ると、「拡大/縮小」の割合が自動的に計算・設定されたためと確認できる(図4)。この割合はもちろん変更できるので、あとは自由に調整すればよい。たとえば、ワークシート上では小さい表でも、「拡大/縮小」の数値を「100」より大きくすることで、表そのものに手を加えることなく、印刷時のみ大きく見栄えよくすることもできるのだ。
byPCオンライン