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再生進む神戸・新開地 路地改修にアート市

再生進む神戸・新開地 路地改修にアート市_e0241325_20353897.jpg 「昭和」の面影を残す街、神戸・新開地かいわいの再整備が進んでいる。路地横丁の良さを取り戻すための美装化や、今年11月で開園100周年を迎えた湊川公園を活用したまちづくりなど、静かだが着実に様相を変えつつある。
機会があれば街中散策会で一度訪れてみたいおと思っている。

 「聚楽横丁」。一大歓楽街だった新開地のシンボル「聚楽館」にちなんで地元の町会が名づけた同市兵庫区水木通1と新開地2にわたる南北160メートル、東西120メートルの一帯で路地の改修事業が進む。

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 以前から魅力ある店舗が隠れ家のように点在している。事業は2012年度までに、八つの路地と市道をアスファルトからグレーのタイル張りに改装。横丁らしい景観とともに、事業所の誘致にもつなげようと、市の近隣住環境整備計画と、国のまちづくり交付金制度を組み合わせた。

 昨年、最初に完了した「壱ノ通」に続き、11月24日には別の路地で工事が始まった。「壱ノ通」に設置された案内看板には、地区のイラスト地図や聚楽館の写真、横丁の由来が記されている。

 「壱ノ通」には、和の灯かりや植木も置かれた。夜になると、植物の間に置かれた照明が石畳風の路地をともし、ノスタルジックな空間を演出。こうした取り組みに触発されたのか、周辺では植木を増やしたり、壁などを改装したりする店舗や家などが出始めている。路地の再整備を見越し、出店を希望する動きも見られるという。

 事業を進めるNPO法人「新開地まちづくりNPO」の古田篤司事務局長は「大規模な再開発が難しい時代。まちの特色である路地の風情を残そうと、地元住民の間にも理解や協力の動きが広がっている」と話す。

 にぎわい再生への取り組みが進む湊川公園。新たな集客・交流拠点を目指し、市内最大規模となった音楽祭や、毎月1回のアート市が開かれている。手作りの雑貨やアート、野菜・果物の直売などの店が並ぶアート市は人気が高く、11月は市内外から100を超す出展者があった。12月も既に申し込みを締め切ったといい、定着している。周辺には阪神・淡路大震災後、分譲マンションの建設が続いており、新しい住民がにぎわいを支える。市によると、新開地駅から1キロ圏内の人口は10年前に比べ11%増え、市内有数の人口増加地区となっている。

 同NPOなどは、公園を多くの人々が日常的に集まる憩いの空間にしようと、カフェレストランなどが入る「パークセンター」の建設を計画。市の補助も受け、来春にも完成予定だ。古田事務局長は「常に何かの催しがある公園になれば、人々は集まる。周辺の商店街の活性化にもつなげたい」と期待を寄せる。
              BY神戸新聞(2011/11/26 09:15)

by mimiyori-hansinn | 2011-12-15 15:16 | 話題・ニュース
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