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次世代極超音速旅客機 開発へ

次世代極超音速旅客機 開発へ_e0241325_1648519.jpg 次世代超音速機技術の研究開発 現在、生活、商業、産業などの国際化が進み、旅客の輸送はアジアを中心として伸び、2015年までにはおよそ2.5倍になると予想されます。現在の大型旅客機に比較して2倍の速度で飛行し、300人の乗客を運ぶ次世代の超音速旅客機の出現は、空の移動時間を短縮し、国際ビジネス、観光を大きく飛躍させます。
JAXAでは、21世紀に実現が期待されている経済的で環境に優しい“静かな超音速旅客機”の実現を目指し、2005年に実施した 「小型超音速実験機(NEXST-1)」の飛行実験などのこれまでの研究成果を踏まえ、超音速旅客機の経済性と環境適合性をさらに高める先端的技術の確立のため、「静粛超音速機技術の研究開発」を推進しています。
「静粛超音速機技術の研究開発」では、超音速機特有の騒音である“ソニックブーム”の影響を低減する低ソニックブーム設計技術を最優先課題に、離着陸騒音低減技術、抵抗低減技術、軽量化技術に関する基礎的・基盤的研究を進めています。

次世代極超音速旅客機 開発へ_e0241325_16494041.jpg D-SENDプロジェクト
「静粛超音速機技術の研究開発」の主要な研究課題の1つである「ソニックブームを半減させるための先進的設計概念及び手法」を実証・評価するため、D-SENDプロジェクトを立ち上げました。D-SEND(Drop test for Simplified Evaluation of Non-symmetrically Distributed sonic boom)とは「低ソニックブーム設計概念実証」という意味です。プロジェクトはD-SEND#1とD-SEND#2の2段階の落下試験から構成され、ソニックブームを半減させる技術を適用した無推力の無人小型実験機を使い、設計コンセプトの確認・実証を行います。
D-SENDプロジェクトによる実証試験によって、国際的に技術優位性の高い低ソニックブーム設計概念の実現性を示すとともに、ソニックブームに関する国際的な環境基準策定の検討に貢献するソニックブーム計測手法の獲得を目指します。
                       byJAXA

by mimiyori-hansinn | 2012-02-27 05:39 | サイエンス/読書
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