400余種競演 22日にハス祭り 三木・善祥寺
各務寿晃住職(56)が30年近く栽培している。各地の愛好家や団体とレンコンを交換するなどして年々増やしており、最近は、近くの寺などにも分けているという。
寺に古来あり「善祥寺蓮」として丹精している3種や、古代ハスとも呼ばれる大賀ハス、干拓事業で昭和初期に消滅した京都の巨椋池に自生していた品種など貴重な種類が並ぶ。インドやロシア、イタリアなど世界各国のハスも。ことしはタイから新たに取り寄せた約10種も加わった。100余種の多彩なスイレンも池に浮かんでいる。
各務住職は「春からの天候不順で咲き始めが例年より遅いが、来週あたりから最盛期を迎えるはず」と話していた。
はすまつり当日は、花が咲いていて見ごろの早朝から午前10時ごろまで自由に観賞できる。午前10時から法要。ハスの葉に注いだ茶などを飲む「象鼻杯」もある。無料。善祥寺TEL0794・88・0636