14年末の打ち上げ目指す はやぶさ2、製作着々

e0241325_20561336.jpg 宇宙航空研究開発機構は15日までに、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ目標を2014年12月に絞り込んだ。現在はエンジンや観測装置などの製作が着々と進行しており、プロジェクトを率いる吉川真よしかわ・まこと准教授によると、13年初めには機器同士を接続し、最初の動作テストをする予定だ。

 はやぶさ2は、有機物や水を含んだ岩石があるとみられる小惑星「1999JU3」から岩石を採取して持ち帰り、生命の起源解明に役立てる計画。岩石の採取には、爆薬を使って重りを小惑星にぶつけ、表面に直径数メートルのクレーターを作る史上初の方式も試みる。

 全体の設計が固まった4月以降の作業スケジュールは厳しく、吉川さんは「あと半年から1年、余裕があれば」と漏らす。急がざるを得ないのは、打ち上げのタイミングが限られるためだ。

 H2Aロケットでの打ち上げ後、探査機は地球の公転軌道に沿って太陽を一周しながらイオンエンジンの試運転を行い、15年12月に小惑星に進路を向ける。打ち上げが目標より遅れると、試運転の期間が取れない。

 その次の機会は19年だが、このときは探査機の太陽電池に光が斜めに当たる位置関係になり、動力不足の心配が生じるなど「ハイリスクな探査になり、適さない」と吉川さんは話す。

 初代の成功で完成前から異例の注目を浴びるはやぶさ2。吉川さんは「準備時間は短いが、信頼性の高いものを慎重に作り、目標通りに打ち上げたい」と話している。
                      by中国新聞
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by mimiyori-hansinn | 2012-09-19 06:23 | サイエンス/読書
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