今買い時 ウィンドウズ7パソコン

 店頭に並んでいるWindows 7(ウィンドウズ7)パソコンの多くは、今年(2012年)5月ごろに発売された夏モデルだ。すでに発売から約5カ月がたっているため全体に大きく値下がりし、発売時から比べて4~5割値下がりしている製品も少なくない[注1]。

 特に割安感が大きいのが、上位モデルだ。今なら5万円以下で性能の低い製品を買うより、10万円程度の予算で高性能モデルを購入して、より長くより快適に使うのが正解だ。

■スペックを見極め、充実の高性能モデルを選ぶ
e0241325_8335758.jpg
 CPUは最上位の「Core(コア)i7」シリーズがお薦め(図1)。しかも、最新の第3世代コアi7シリーズの中から選びたい。デスクトップパソコンでは、上位モデルでも第2世代コアi7シリーズのCPUを搭載している製品があるので注意したい。

 メモリーはA4サイズのノートパソコンとデスクトップパソコンの上位モデルで8GB(ギガバイト)が標準。下位モデルや携帯に向く小型ノートでも4ギガバイトを搭載する。8ギガバイトあれば、今後4~5年は間違いなく快適に使えるだろう。将来ウィンドウズ8にアップグレードしても、問題なく利用できる。

 HDD(ハードディスク)も容量が大きくなった。A4ノートの上位モデルは1TB(テラバイト)が当たり前。テレビ機能を搭載するデスクトップの上位モデルでは2テラバイトが標準で、なかには3テラバイト搭載するモデルもある。テレビ番組をたっぷり録画したい人も安心だ。携帯ノートでは、読み書きが高速で、衝撃に強いSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載する機種が豊富に選べるようになった。

 光学ドライブも、A4ノートとデスクトップの上位モデルはブルーレイが標準となった。最新のブルーレイドライブは、1枚のディスクに最大で100ギガバイトのデータを書き込めるBDXLに対応しているので、容量が大きい地デジ番組やビデオカメラの映像を保存するのにも適している。

[注1]本記事に記載したパソコンの実売価格は2012年9月上旬に、日経PC21編集部が調査した大手量販店の価格。実際の価格は、時期や店舗などによって異なる。

■オフィスの有無とタッチパッドの形状に注意
 安いからといって、マイクロソフト製のソフト「Office(オフィス)2010」が付属しないモデルはお薦めできない(図2)。後からパッケージで購入すると3万円ほどかかるだけに、付属モデルを買うのがお得だ。
e0241325_8364065.jpg

 また、ノートパソコンを選ぶ際に注意したいのがタッチパッド(図3)。将来、ウィンドウズ8にOSを入れ替えてパソコンを使うつもりがあるなら、クリックボタンが一体化した大型のパッドを選ぶのが正解だ。ウィンドウズ8は、マウスよりも画面へのタッチやパッドを利用したマルチタッチで操作するほうが使いやすい。

 逆に、ウィンドウズ7のままで使い続けるなら、従来同様、左右のクリックボタンが付いているパッドが操作しやすい。ボタン一体型のパッドは、一部のソフトが採用する左右のクリックボタンの同時押しなど、対応できない機能すらあるのだ。

■今買えばウィンドウズ8が格安
 今、ウィンドウズ7パソコンを買えば、ウィンドウズ8優待購入プログラムに登録して1200円でウィンドウズ8プロを手に入れることができる(図4)。事前にメーカーのサイトで、ウィンドウズ8へのアップグレード対応機種かどうかをチェックしておこう。機種によっては、ウィンドウズ8対応のドライバーやプリインストールソフトのアップデートが提供されない場合があるので注意が必要だ。

 実際に、ウィンドウズ8を購入してアップグレードができるのは、10月後半以降となるが、急いでインストールする必要はない。新OSのウィンドウズ8に関するトラブル情報をしっかり見極めて、年末年始ぐらいから作業するのがころ合いだろう。

■高性能なA4サイズのコアi7ノートが9万円台
e0241325_8404512.jpg ここからは、A4サイズのノートパソコンに話を絞り、ウィンドウズ7搭載機を選ぶ具体的なコツを紹介しよう。
 液晶が14~16型のA4ノートは、パソコンの中で最も売れ筋のジャンルだ。価格競争が激しいため値下がり幅も大きく、最新の夏モデルも非常にお買い得な価格になっている。

 製品は大きく2つのグループに分かれる。まず、CPUにコアi7を搭載した上位モデルは、実売価格が9万~11万円程度。CPUにコアi3やペンティアム、セレロンなどを採用する低価格モデルは、5万円程度から買える。なかには3万円台で購入できる激安ノートもあるが、オフィス2010が付いていないので、実質的には5万円クラスのモデルと同等だと考えてよい。上下モデルの価格差が小さくなっている今、買うならコアi7の上位モデルがお薦めだ(図5)。


 コアi3やセレロンなどの下位モデルもビデオ編集など負荷の重い作業をしなければ十分に使えるが、全体的なレスポンスがやや劣ることを覚悟したほうがよい。とはいえ、最新の夏モデルなら、ほぼすべてがウィンドウズ8にアップグレードしても問題なく使えると考えていい。

■上位モデルはスペック十分、液晶や拡張性も満足できる
 コアi7を搭載した上位モデルは、ほかの仕様も高い。ハードディスクは1テラバイトが標準で、メモリーも8ギガバイト搭載されている。光学ドライブも、最新のBDXL対応ブルーレイだ。将来ウィンドウズ8にアップグレードしても、快適に利用できる。

 カタログスペックではわかりにくいが、上位モデルは明るく美しい液晶を採用していることも重要なポイントだ。画面が見づらいとパソコンを使ううえで大きなストレスになる。特に、デジカメ写真を美しく表示したい人は、店頭で必ずチェックしてほしい。

 A4ノートの液晶サイズは15.6型、解像度は1366×768ドットが主流。これは、上位モデルも下位モデルも同じで、一部の上位機種がフルHD(フルハイビジョン=1920×1080ドット)などさらに高い解像度を採用する。また一部、14型液晶を採用しているモデルもあるが、解像度は同じ1366×768ドットなので、実用上は特に画面が狭く感じることはない。コンパクトな本体がよければ、選んでもよいだろう。

 最新のノートパソコンには、大型のタッチパッドを採用している製品が目立つ。ウィンドウズ8を見据えて、「マルチタッチ」に対応し、スワイプなど複数の指を使った操作がしやすくなっているからだ。

 ウィンドウズ8は、マルチタッチ対応のパッドを使うと快適に操作できる。とはいえウィンドウズ8には、ウィンドウズ7同様のデスクトップモードも用意されており、マウスとマルチタッチの利用が混在する形になる。ウィンドウズ7で使い続けるなら、クリックボタン付きのパッドかマウスの利用が快適だ。マウスを使う気がない人は、必ずボタンが付いたパッドを選びたい。

 以下、図6~図13に、お薦めのA4ノートを記した。10月26日にウィンドウズ8の発売を控えているため、既に店頭在庫限りという製品も含まれている。店頭でできるだけ多くの製品の中からウィンドウズ7パソコンを選びたいなら、今が最後のチャンスである。

 拡張性では、USB端子の数に注目したい。多いほどよく、目安は4つ以上だ。そのうち、最新のUSB 3.0端子の数が、2つ以上あればいいだろう。
e0241325_8442092.jpg

by日経新聞
[PR]

by mimiyori-hansinn | 2012-10-17 06:21 | パソコン・IT
line

  中之島ばら公園     阪神のホットスポット・トレンド・話題 何でも知りたい・伝えたい・行きたい・行動したい・学びたい欲張りサイト


by mimiyori-hansinn
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31