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完成度でリードするiPad 目的別機種選びのポイント

今春なくしたアイパッドの後継はいろいろ悩んだ末にiPad Retinaディスプレイモデルに決定しました。本当はネクサス10の11月発売を待っていたのですが今になっても姿形が全くなく元の選択に戻ってしまいした。海外ではいろいろ使い道がありますが今はメール確認の他無料ゲームにはまっています。管理人

 この冬、タブレット端末の購入を検討している人も多いだろう。従来の9~10型クラスに加えて、7型クラスの新製品が続々登場するなど選択肢は一気に広がったが、やはりお薦めはiPadシリーズだ。Android(アンドロイド)タブレットより価格は高めだが、本体はデザインや質感に優れ、秀逸なアプリケーションも多い。ただし、iPadシリーズは機種数が多いため、いざ購入するとなるとどれを選ぶべきか迷ってしまう。買ってから後悔しない、自分の目的に合ったモデル選びを紹介する。

 iPadシリーズには現在、「iPad mini」「iPad 2」「iPad Retinaディスプレイモデル」の3機種がある。iPad miniは7.9型(解像度1024×768)の液晶パネルを搭載したモデル。寸法は高さ200mm×幅134.7mm×厚さ7.2mm、重さは308g(Wi-Fiモデル)と最も携帯性に優れる。

 iPad 2とiPad Retinaディスプレイモデルは、いずれも9.7型の液晶パネルを搭載しているが、解像度が異なる。解像度はiPad 2の1024×768に対し、Retinaモデルは2048×1536と画素数は4倍になっている。寸法は、高さ241.2mm×幅185.7mmが同じで、厚さはiPad 2の8.8mmに対し、Retinaモデルは9.4mmとやや厚い。重さもiPad 2の601g(Wi-Fiモデル)に対し、Retinaモデルは652gである(図1)。
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■通信速度を気にするならLTEモデル
 iPadは、3モデルそれぞれでWi-Fi(無線LAN)に加えて携帯電話通信機能を内蔵した機種を選択できる。これならWi-Fi環境がない所でも通信できるのが便利だ。

完成度でリードするiPad 目的別機種選びのポイント _e0241325_13174074.jpg  iPad miniとiPad Retinaディスプレイモデルは、「LTE(高速通信サービス)」と呼ばれる次世代通信に対応しており、レスポンスよくデータをやり取りできる(図2)。基本的にはiPhone 5と同じ最新のデータ通信に対応している。一方、iPad 2は、LTEより世代が古い3G(第3世代携帯電話)にしか対応していないため、通信速度が遅い。ただし、LTEに対応した製品も、対応エリア以外は3Gでの接続になる。

 携帯電話通信機能を内蔵したモデルは、GPS(全地球測位システム)機能も搭載するので、地図など位置情報を利用するサービスを使う際に便利だ。ただし、携帯電話事業者と契約して、毎月の通信料金を支払うことになる。

 通信にかかるコストは、上位機でも下位機でも同様だ。そう考えるなら、iPad miniもしくはiPad Retinaディスプレイモデルで、フラッシュメモリーを64GB(ギガバイト)搭載したモデルを買うのが正解だろう。もし、16GBや32GBのモデルを買って容量が不足しても、物足りなさを感じている端末に通信料金を払い続けることになるからだ。なお、iPad 2の通信内蔵モデルはお薦めしない。

完成度でリードするiPad 目的別機種選びのポイント _e0241325_13204247.jpg■予算が許すなら64GBがお薦め
 搭載するフラッシュメモリーの容量は、iPad 2以外は、16GB、32GB、64GBの3種類から選べる。どうやら人気は、16GBと32GBのようだ。その理由は価格が安いからだ。

 そうした選び方も悪くないのだが、映画を保存したりビデオを撮影するなら間違いなく容量不足する(図3)。しかも、パソコンと違って容量の追加はできない。

 予算が許すなら、64GBを買うことをお薦めする。購入当初は、「インターネットを見てメールのやり取りをするくらいだから、16GBで十分だ」と考える人も少なくないだろう。もちろん、そんな使い方なら16GBでも足りる。

 ところが、実際にタブレット端末を手に入れてみると、アプリを見つけてどんどんインストールし、映画のファイルも持ち出そうと考え始めて、あっという間に不足することになりかねない。容量が増えるごとに、8000円ほど端末の価格が上がるわけだが、先行投資と考えて64GBを買っておきたい。

■ボディーはホワイトかブラック iPadは全モデルで、ボディーの色をホワイトかブラックから選べる(図4)。映像を美しく見たいなら、ボディーのフチが目に入りづらいブラックがおすすめだ。本書執筆時点のランキングでは、iPad miniはブラック、iPad Retinaディスプレイモデルはホワイトの人気が高いようだ。標準で付属するケーブルなどがホワイトなので、色の統一感を重視するならホワイトがよいだろう。

■iPad 2のみ従来型のコネクターを採用
 iPad 2は世代が古い機種なので、パソコンなど外部機器と接続する際に使うコネクターに、従来型の「Dockコネクタ」を採用している。現在店頭で売っているケーブルなどは、Dockコネクタ用の方が種類が豊富で、さまざまな周辺機器が選べるのだ。

 ところが、しばらくすると、多くの周辺機器が「iPhone 5」やiPad mini、iPad Retinaディスプレイモデルが採用する、より小型の「Lightningコネクタ」に切り替わるはずだ(図5)。この点を加味すると、特別な理由がない限り、iPad 2を買うのはやめておいた方がよいだろう。

 以上を踏まえたうえで、自分に合った一台を見極めよう。図6は目的別にiPadの最適なモデルを探せるチャートだ。迷ったら、図7を参考にしてほしい。
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■モバイルルーターで安く通信する手も
 iPadを手に入れたら、外出先でもインターネットやメールを利用したい。また、最近のゲームの中には、インターネットにつながっていないと起動できないタイトルも少なくない。
完成度でリードするiPad 目的別機種選びのポイント _e0241325_13294910.jpg 外出先でもiPadをフルに活用したいのなら、携帯電話機能を内蔵したモデルを買えばよいのだが、毎月の料金支払いが気になる。そんな人は、「モバイルルーター」を使う手がある(図8)。

 モバイルルーターは各通信事業者が提供しており、複数の機器でインターネットに接続できるのが便利だ。本体は、スマートフォンより小さな製品で持ち歩きは楽だ。

 最も安いのが、「WiMAX」という高速通信サービスを利用するタイプで、1年間の継続利用なら、使い放題で月額は3880円。

 スマートフォンを持っている人は、スマートフォンの携帯電話機能を利用して他の機器をインターネットに接続する「テザリング」が使える可能性がある(図9)。この場合、スマートフォンとiPadはWi-Fiでつながる。iPhone 5など最近のスマートフォンなら、ほとんどがこれに対応している。

 費用は、本来スマートフォンに掛かる料金内に収まるケースが多いが、データ通信の容量に上限が設けられているので注意が必要だ。

(戸田 覚&アバンギャルド)


[ムック『今日から使える 初めてのiPad mini』(日経BP社)を基に再構成

by mimiyori-hansinn | 2013-01-04 10:04 | パソコン・IT
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