神戸ハーバーランド「umie」が4月18日開業 大型3棟に225店舗、シネコンも
ハーバーランドumieを運営する三菱倉庫とイオンモールの両社は7日、施設の概要を発表した。三菱倉庫が所有する「ハーバーランドダイヤニッセイビル」の「ノースモール」と「サウスモール」、海に面した「モザイク」の3棟を一体的に運営する。3棟合計の店舗面積は8万5千平方メートル。
225店の飲食物販店とシネマコンプレックス(複合映画館)などで構成。主力顧客層を30歳代の家族連れと想定し、開業後1年間の来場者数は1500万人、売上高は360億円を見込む。
飲食物販店のうち、神戸初出店と関西初出店が合計53店で、全体の約4分の1を占める。スウェーデンの「H&M」、米の「GAP」、スペインの「ベルシュカ」「ZARA」など世界のカジュアル衣料ブランドを集めた。
一方、子供服・靴の店舗に加え、ウルトラマンのキャラクターショップなども出店する。隣接地には「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」が4月19日に開業し、子供連れの買い物客の集客相乗効果もねらう。
3千台収容の駐車場は平日で3時間、土日祝は2時間まで無料。施設内での2千円以上の購入などで、平日は最大7時間、土日祝は6時間まで無料にする。
高速道路からの利便性が高いため、淡路島や四国方面からの集客も見込んでいおり、観光バス用の駐車場も整備した。
266店の飲食物販店がある「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は商圏も重なり、強力なライバルになりそうだが、イオンモールの岩本博常務は「家族連れと日常性を意識したテナント構成を心がけた。競合するとは考えていない」と話している。
byMSN